専用の加圧ベルトで腕や脚のつけ根を適切に締め付ける...。
このトレーニングを本気でやれば結構苦しくなりますが、それは加圧した箇所が痛いからではありません。
加圧ベルトは、締め付けても筋肉に食い込まれないようになっています。
では、なぜ苦しいのでしょう?
実は、ベルトで締め付けた箇所より先の部分に、血液の流れが少ない状態を一時的につくるためです。
ここで、”適切に”血流を制限する事がポイントです。
さて、加圧した状態では負担は軽くても、筋肉の中ではたくさんの筋線維(筋肉を構成している1本1本の細胞)が使われます。これは、きついトレーニングをしている時と同じ様に「頑張らざるをえない」状況に筋肉が追い込まれてしまうためです
ですから苦しくは感じますが、体へかかる負担を考えると、
通常のトレーニングよりも小さい負担でそれ以上の効果を得られるのです。
ですから、まったくトレーニング経験のない方や、高齢の方でも気軽に安心して加圧に取り組む事ができます。